◇◇ 中華製アルミシャーシーに845シングル・モノアンプ、アモルファストランス ◇◇ 


 
 


















大型真空管845のモノラル・シングル・アンフ゜の試作品エージング中の写真です。

アモルファスコアトランスの音が知りたく急きょ製作いたしました。

シャーシーも小さく、中も狭く今までとはかなり違う基盤にしなくては成らず多少苦労しました。

底板に通風穴無しで6時間、全体が温かくなりましたが、問題なし。

天板はねじ止め無し(仮止め状態)、つまみも仮の状態です。


細かい制作過程は、もう一台の製作で・・・・


プレート電圧500V 8Ω出力13W。歪4%以下、残留雑音0.6㎜以下バイアス電圧が-56V前後、当然NO NFBです。 
中華アルミシャーシーの天板3㎜厚です。

大きさは320X250X60㎜H モノラルアンフ゜では丁度よい大きさです。

全面は8㎜厚で加工は難しい、両サイド、後ろは4㎜厚です。後はACインレット用穴加工済みでした。

天板、底板以外は全て引き抜き材で長さをカットすればいろいろなサイズが出来る構造でよく考えられています。大変合理的です。

もう一つ感心したのが仕上げ、この方法があったのかと言うサンドブラスト仕上げです、私は気に入りました。

オートバイのアルミ空冷シリンダーによく使われていた仕上げです。

 
  久しぶりの3㎜アルミの穴あけ、デュポンコーリアンに比べものすごく面倒。

このアルミはこの程度の大穴を開けて上に20kg程度の物を乗せてもびくともしません、たわむ事は全くありません。
枠がないので、部品の取り付けは超簡単です。   
  電源トランスの配線を全て終わらせます。

見えるケミコンはヒーター用、整流器はショットキー 。

845用ソケットデカい。

入力VRこんな物要らないと思いますが。

配線間違が無いように、ピンサークルを書いておきます。
配線方法をあれこれ言う人がいますが、私は好きなところから始めます。

グリッド配線が多少長くなってもかまいません、30㎝ 25㎝のシャーシーの中で引きずり回しても大したことはありません。

手前の黒い四角いフィルムコン、2μ+2μ 500vです。
IGBTのゲート、出力に入れました、必要のないコンデンサですがあまりにも音の切れがきれれきれになり過ぎてもう少し鈍くならないかと入れてみました。
 
  これが後で問題を起こすDC-DCコンバーターです。

どの程度ダメか知りたくて使ってみました。

糞でした。 5Aタイプなんですが・・・
どんどん行きます。  
  これで、ほぼすべて。 
外したLアングルに定電圧電源と、カソフォロの負荷とバイアス電圧コントローロールが付きます。  
  ±定電圧電源回路が外れています。

取ったり、付けたりして配線を進めていきます。 
左側が定電圧電源回路、200vから600vまで可変できます。

右がカソフォロ定電流負荷、バイアス調整用VRになります。 
 
   
赤い配線がOPTの1Ω 4回路、引き出して繋ぎ変えでインピーダンスを変更できるようにします。  
   
初段菅ソケットの銅線でつながっているのは全てグリッドです。

放熱を兼ねて太めの銅線ですべてつないでいます。
 
   ほぼ配線は完了しています。
   
  VRなどという下らないものを 付けなければならない為に1MΩのシャント抵抗と入力DCカットコンデンサ、発振止め1kΩ抵抗と一番ごちゃごちゃしています。
問題を起こす、DC-DCが見えます。こんなんで32Wはしょせん無理と思いましたがちゃんと爆発しました。 

それでも、2時間30分位は持ちました。

半導体は一度壊さないとどこまで持つか良く解りません。
 
  重要個所の電圧、電流チェック中、ほとんどが定電流、定電圧なので一度設定するとびくとも動きません。

交換した、DC-DCが見えます、こちらは300Wの規格の物これで丁度良い。
  エージング中。

アモルファス なんかいい。 

最大出力13W位(4%ひずみ)なので10W位で聞いてみたい。

回路図ねーなー
頭の中に入っているので、何時も回路図なしです。
そのうち書きます。

配線も何時も回路図なしの行き当たりばったり・・・時々バッタリ!
配線材はLCOFC銀メッキテフロン材です。
古い麺巻きは間違い綿巻きは怖くて使えません。





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